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日本中の“つくり手”を大切に、デザイン活動家ナガオカケンメイ

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日本中の“つくり手”を大切に、デザイン活動家ナガオカケンメイ

日本中の“つくり手”を大切に、デザイン活動家ナガオカケンメイ  │ブランドコピーファッション情報 タグホイヤー コピー 【1月5日 MODE PRESS】渋谷ヒカリエのd47 MUSEUM(ディヨンナナ ミュージアム)で「47 accessories 2 ‒ 47都道府県のアクセサリー展 ‒」が開催されている。全国47都道府県の伝統や素材を活かしてつくられたアクセサリーを展示販売するユニークな展覧会を主催する「ディアンドデパートメントプロジェクト(D&DEPARTMENT PROJECT)」代表のナガオカケンメイ(Kenmei Nagaoka)に話をきいた。 ■47都道府県の個性あふれるアクセサリー  会場のd47 MUSEUMは、さまざまなテーマを通し、全国47都道府県の“ものづくりの今”を紹介するミュージアム。過去には「クラフトビール」、「グッドデザイン賞」、「ご当地スーパー」などユニークなテーマも扱ってきた。2012年以来17回目を迎える今回のテーマ「アクセサリー」は、2度目の開催となる。  展覧会場には、北海道から沖縄県まで全都道府県分の47箱がずらりと並ぶ。ナガオカ自身が数年をかけて築いたネットワークと独自のリサーチから、「産地の産業に根付いているか、その風土の素材を使用しているか」などといった観点で各都道府県からそれぞれ1ブランドずつセレクトした。  つまり、会場には47のアクセサリーブランドが集結しているわけだが、例えばタンス製作所から生まれた「Iwayado craft(イワヤドウ クラフト)」(岩手県)や、板金を扱う製作所の技術を活かした「TE(テ)」(神奈川県)のように異業種分野から参入しているブランドも多く、展示している品もネックレス、ピアス、ブローチ、リングとさまざま。同じ“アクセサリー”ではあるが、ブランドごとに作品が出来上がるまでの背景は実に多様であり、箱ごとにがらりと雰囲気が変わるところも、この展示会ならではの楽しみ方である。 (c)D&DEPARTMENT PROJECT ■ファッションが東京だけのものではない時代  ナガオカは1965年生まれ。20代の頃、ファッション界はいわゆる“DCブランドブーム”の全盛期を迎えていた。「そこでは、東京のブランドに就職し、オメガ コピー東京でアパレルブランドを立ち上げることが“目標”であり“ゴール”とされていた」というが、すべてが「東京」を舞台に繰り広げられていた状況はいま、変化したと考えている。 「流通、交通面の発達や、ネットの普及によって、田舎に移動がしやすくなった。豊かに住まう選択の結果として田舎を選ぶ人も増えた」状況のなかで、一流ブランドで経験を積んだ後、田舎に居を移してクリエーションをするような人が増えたのだという。本展の出展者でも約5分の1が、移住者だ。  2010年に石川県の金沢21世紀美術館で行われた『生活工芸展』へ参加したときに出会った、各地から集まった人たちにもインパクトを受けた。「東京のブランドで積んだ経験と、それぞれの地域に伝わる“織り染め”というような技術を組み合わせて、見たこともないような自由なファッションを楽しんでいた」。全国各地でそのような人たちと触れ合うなかで「日本中で凄いことが起きている」と感じたという。  進化的で前衛的な活気ある地方のクリエーション――そこに面白さを見出したナガオカだが、一番の想いは、そこにいる“つくり手”を応援したい、伝えたい、ところにある。 (c)D&DEPARTMENT PROJECT
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